勉強ができない子の個6の特徴

何人もの生徒を見てきて、勉強ができない、苦手だと感じている子には似ている特徴がありました。
これは勉強だけでなく、社会に出たときにデメリットになることがあるので、早いうちに対策することをお勧めします。

勉強ができない子の特徴

勉強ができない子によくある特徴6つを紹介します。

1.何かと言い訳をして後回しにする

大人でも「ダイエット今日はしんどいから明日から」など、言い訳をしてすぐに実行しない人は多いですよね。それと同じで親御さんが「勉強したの?」と尋ねると「今休憩中だから」「ゲームの途中」などと言い訳をして結局は「後でやる」とお子さんは答えませんか?これは勉強以前にやらなければならないことをしっかりやっているかの問題です。「嫌なことは言い訳をして先送りにする=勉強し始めるまでが長い」習慣は、悪い癖として様々な場面で影響をします。例えば提出期限が1週間程度ある提出物を「まだ余裕がある」と言って直前にならないとやり始めなくて、いざ始めたら思いのほか進まなくて結局徹夜になってしまう。こうならないようこちらは再三注意しても同じ過ちの繰り返し・・・これは「意志の弱さ」と言ってしまえばそれまでですが、色々と親に言われてきた子供はいざ自分の意志でしないといけないときにこのようなことが起きがちになります。中学2年生くらいになったら責任感を持たせる意味で注意するのを減らしてみてください。ただししっかり見ていてあげてください。

2.不規則な生活習慣

「朝なかなかおきられない。」「つい二度寝をしてしまう。」子供のうちからこのような習慣があるのは生活習慣が乱れている証拠です。夜遅くまでユーチューブを見てたり、ゲームをしたりして夜更かしをした結果が先程のような発言につながるのです。この生活習慣が不規則になってしまう要因としてはこれも「意志が弱い」ことに多いに関係があると思います。規則正しい生活習慣の人は自分の意志でメリハリをつけられます。意志が弱いと「まあいいか」なります。就寝時間や起床時間を決めて毎日実行できるようにすることから始めましょう。

3.整理整頓が苦手

塾ではたまに「学校でどんなプリントをもらったの」と聞くことがあります。クリアファイルから色々探して取り出してみたら・・・まるで違うプリントで・・・みたいなことがあります。でもこれはまだいい方です。なぜならクリアファイルにプリントが入っていることは把握しているからです。ひどい子になるとそんなプリントをもらっていないとか(同じ学校の生徒から聞いているので絶対にもらっているのですが)学校に忘れたとか(その情報も怪しいのですが)言う子もいます。これは「整理整頓」ができないお子様によくみられます。お子様の机の上はどうですが?きれいに整頓されていますか?勉強にやる気になっても、まず机を整頓して、それからプリントを探してとするうちにやる気も失せてしまうでしょう。今は黒板に書くよりプリントで授業をすることが多いようです。先生の親切心ですが、プリントを整頓できないとノートを写し書きしていないのと同じことになってしまいます。プリントを整頓することを心がけましょう。

4.よく「時間がない」と言う

部活動や習い事が忙しくて「勉強する時間がない」という子がいます。本当に時間がないのでしょうか?まず学校の部活動ですがこれは遅くても7時には帰宅できていると思います。(私立中学に通っている場合でも7時半ころ)それからだらだらしないですぐに着替えてご飯を食べてすぐに取り掛かれば絶対に時間はあるはずです。帰宅したら携帯を見て、ご飯を食べて、携帯見て・・としてるうちにもう寝る時間になってしまいます。これは1.で言った「嫌なことを先送りにする」に繋がっていますね。習い事をしている子でもそうです。帰宅時間が9時を過ぎるようであれば開始時間が遅いのでしょうからその前に宿題やその日の復習ぐらいはする時間はあると思います。もし習い事が遠方のため学校から帰ってきてすぐに出かけて帰宅が9時過ぎならその習い事は毎日ではないはずなので他の日に徹底的に勉強すればいいのです。「時間がない」ではなく「どうやって時間を作る」ことに頭を使いましょう。

5.無駄に勉強時間が長い

ここからは少しレベルを上げた話をします。「うちの子は勉強はするのですが成績が中々上がりません」という相談を受けることがあります。色々な要因はありますが、その中の一つに「長い時間勉強をすることでとても満足をしている」ことがあります。これは「勉強しなさい」と親御さんがうるさく言うお子様に多くみられます。勉強をしていれば文句を言われないので本来なら1時間で終わる勉強を2,3時間かけてしてしますのです。厳しい言い方をしますが、成績をあげる勉強は「わからないところを見つけてわかるようにする」あるいは「ミスをしないよう反復演習をする」のどちらかです。ただいたずらに教科書を読むだけとか写すだけなんて言うのは論外です。問題集もただやるだけなら全く意味がありません。問題を解いてまず間違える問題を見つける。それをなぜ間違えたのか考える。その問題を解き直す。その問題を理解する。という工程を繰り返してはじめて「勉強をした」と言えるのです。もちろん最初からこれができる子はほとんどいません。間違った勉強方法もすることは大切です。時間をかけて勉強をしたのになぜ上がらなかったのかをしっかり考えることが大切です。それと親御さんはあまり「勉強しなさい」とうるさく言わないことです。我が子を信用することも時には大切ですよ。

6.人の話をしっかり聞かない

学校では全員が同じ授業を受けています。それなのになぜ順位に差が出るのでしょうか?もちろん塾に行っているからとか考えられますが、まずその日の授業の理解度はどうだったのでしょうか?先生が同じ話をしているのにある生徒はほとんど理解しているのに、ある生徒はまったく理解できていないのはなぜでしょうか?これは「メモを取る習慣」と関係があります。メモを取るときは話をきいて自分で大切だと思うことを端的にまとめて書くはずです。一言一句すべてを書くことはできませんから。ですからメモを取ることですでに「話のポイント」を探して「話をまとめる」準備をしているのです。ただ黒板を写すだけで時間が過ぎるのを待っているだけでの生徒とは始まる前からもう差がついているのです。「メモを取る」は結局「人の話を聞く」ことなんです。授業中に先生の目をみて何を話すのか集中して聞くことが大切なのです。昭和の話みたいですが、やはり話を聞かない子は成績が一定のところまでしか伸びないです。学校の授業を聞いて大切なとそうでない話を聞き分けることに気を付けてみましょう。

対策方法について

色々申し上げましたが、全てにおいて共通するのは「意志の弱さ」ではないでしょうか。もちろん本人が好き好んで意志が弱くなったわけではなく、さらにそれが成績に関係しているなど考えて事もないでしょう。「意志を強くします」と大風呂敷を広げるつもりはありませんが、意志の弱さが理由での成績を上げる私見を申したいと思います。少しでも参考になれば幸いです。

①リズムある生活習慣

まずは就寝時間と起床時間を決めることから始めてください。そうすれば日常のすべきことにルーティンが生まれます。あまりにもがんじがらめなタイムテーブルを作成して毎日を過ごすとこれは大きなストレスになるので1日の始めと終わりぐらいはキチンと守って生活しましょう。(テスト週間とかは別ですよ)

②週に1度は机の周りをを整頓しよう

不要なプリントは早めに処分をして必要なプリントをすぐに見れるような状態を作りましょう。するとすべきことの優先順位がわっかてきます。

③授業中の大切な話をメモするくせをつける

ちょっと難しいないようですが今日の授業で先生が何か大切な話をしないか集中して聞きましょう。話がそれたらちょっと休憩するくらいの気持ちで授業を受けてみてください。さらにメモしたらその日のうちにどんな話だったか思い出してください。そして覚えてください。これができるとテスト前の勉強が物凄く楽になりますよ。

LETS進学塾では

上記の内容①~③は私生活の話なので家庭でお任せしますが、「無駄に長い勉強時間」は必ずなくします。ただしすべてを手取り足取り勉強の仕方を指導するのではなく「自分なりの勉強方法を見つけられるように導く」ことに指導の重きを置いています。少しでも興味をお持ちになられたらぜひ一度ごご連絡ください。いつでもお待ちしています。

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