受験で緊張をほぐす5つの方法と緊張を和らげる5つの言葉

大切な場面では緊張して実力が出せない・・・どうすればいいの?

こんな心配をしている人もいることでしょう。そういう人達は「過去の大切な行事で肝心なところでミスをしてしまった。」経験があるのではないでしょうか。一度でもこんな思いをしたら「自分は本番に弱いんじゃないだろうか?」と疑心暗鬼になってしまいます。そこでそんな心配を軽減するのに少しでも役に立つことをアドバイスしますね。参考になれば幸いです。

受験本番の緊張をほぐす方法

受験当日はどうしても緊張をします。それを少しでもほぐせる方法を紹介します。全部しなければならないわけでなくメモぐらいして当日に自分にあうほぐしだけをしてください。

①深呼吸をする

昔ながらの定番ですがまずは深呼吸しましょう。深い呼吸は心を落ち着かせてくれます。それからどうやって緊張をほぐすか考えましょう。

②今まで勉強してきたことを思い出す

「これだけ勉強してきたから大丈夫」と思うように思い出してください。もし具体的に思い出すなら自分が理解して解けた問題を思い浮かべてください。間違ってもできなかった問題を思い出して不安になることはNGです。

③合格後の未来をイメージする

「合格して進学したらこんなことをしたいし、こんな自分に変わるんだ」と想像してください。そんな自分の理想のために今日は頑張らなきゃとプラス思考で入試に望めるはずです。

④万が一失敗しても人生は終わらないことを言い聞かせる

マイナス思考ばかり浮かんで緊張をしてしまうならいっそのこと「受験で失敗したところでまだまだ先の人生はあるから挽回は必ずどこかで出来る」と開き直ってしまいましょう。入試本番に悲壮感は必要ありません。

⑤いつも通りに過ごす

入試だから当日の朝だけ急に特別な朝食を食べたり、その日だけ早起きして勉強したりなど特別なルーティンは避けてください。かえって無用な緊張感を高めてしまいます。あくまでいつもと同じような朝を過ごしましょう。もちろん普段の登校時間とは異なるので出発時間から逆算して少しだけゆとりがあるいつも通りのルーティンでいきましょう。早く起きなければならないなら、せめて一週間くらい前から生活を変えていくならそちらのルーティンで入試をむかえても大丈夫です。

緊張を和らげる言葉

今度は緊張した時に思い出して緊張とうまく付き合うことで緊張和らげてくれるような言葉です。こちらも全部ではなく、自分の胸にきた言葉だけを覚えておいてください。もし入試当日に緊張してきてどうしようと思ったら、以下の言葉を呪文のように唱えてください。

①「彼も人なり我も人なり」

8~9世紀唐王朝文人の韓愈の言葉ですがわたくしはドラマ「3年B組金八先生」で主人公の坂本金八先生が受験前の自分のクラスの生徒に向けて言った言葉です。意味は「同じ人間だから他人にできて自分にできないことはない」です。少し意味合いが違いますが、「周りにいるのは皆同じ中学3年生。だったら緊張しているのは自分だけではなく皆が少なからず緊張してしているんだ。」と考えましょう。そうすれば皆同じ条件の中で競っていると思えるはずです。

②緊張してるのは思いが強いから必ず良い結果が出る!と思うこと

緊張してしまっているのは自分がそれだけ入試に対して真剣に取り組んでいることを自覚してください。「受験する高校にどうしても入学したい」という思いが強い人ほど緊張してしまいます。もし自分が緊張していると思ったら「この中で誰よりもこの高校に入学したい思いが強いんだ。」と考えましょう。その次に「そんなに入学したがっている人を神様が落とすはずがない!」とでも思い込めば気が楽になりませんか?(ただし必要以上に神頼みしないこと!)

③一流アスリートは皆緊張している

ちょっと畑が違いますが、スポーツの世界で大一番に挑むとき、スターとされる選手ほど緊張するそうです。先ほど言ったのですがその試合の大切さがわかる選手ほど緊張が高まるのでスター選手は試合の大切さがよくわかっているのですね。それと同じことで②で言ったこととつながると思いますが緊張感が高ければ高いほど入試の大切さを理解しているのです。遊び半分で受験しているわけじゃないのです。もし入試で緊張したらアスリートのスター選手と自分は同じなんだと言い聞かせましょう!

④結果は困難を伴って出すべき

アスリート繋がりです。これは元プロ野球選手のイチローの言葉です。受験生ならこの場合の困難は入試と置き換えて考えると非常にわかりやすいですよね。たいして受験勉強もしなくて、当日もまあ合格できるだろうと緊張することなく合格したところで喜びの大きさはどうでしょうか?あまり大きくないはずです。それに対して志望校をみつけて必死に勉強をして当日もがちがちに緊張して・・・そんな中で合格できた方が圧倒的に喜びは大きと思いませんか?緊張のその先にある大きな喜びを想像しながら緊張に立ち向かいましょう。

⑤苦しむこともまた才能の一つである

ロシア人の作家ドストエフスキーの格言です。「苦しい」と感じる才能があるほど良い方向へ状況を変化させようと意識が強くなるものということですが受験で「緊張」を強く感じたなら、入試で自分を良い方向へ状況を変化させようとしているから緊張していると思ってください。自分の成長のために緊張しているだけなんです。

実は皆が緊張しているのです

最後に全員に知っていただきたいのは、多かれ少なかれ受験生全員が緊張しているということです。緊張をしていないといっておどけているいるような子ほど緊張を隠すために自分に言い聞かせているだけなんです。だからまずは「自分は緊張をするんだ」と思っておいてください。そして当日緊張してきたら「やっぱりか」と受け入れてください。「自分は緊張なんてしないんだ」と抗う必要はありません。緊張したまずは大きく深呼吸してそれから上記の中で自分にあいそうなことを実践してみてください。どうやればいいのか直接聞きたい人はぜひご連絡ください。「ホームページを見て緊張のほぐし方を教えてください。」と言っていただければそれだけでも喜んで対応させていただきます。

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