頭の良くなるノートの取り方とは?中学生の正しい勉強法を解説!

「ノートがきれい」はNG?

新中学1年生は特に注意!

令和4年度の新学年がスタートしました。期待と不安があるのがこの時期ではないでしょうか。この時期は新しい教科書はもちろんですが、新しいノートも使うことでしょう。「今年こそは心機一転ノートをきれいに書くぞ!」なんて思う人も多いのではないでしょうか。そこで是非とも気を付けてほしいことをお伝えさせていただきます。

「きれい」と「丁寧」を間違えない

新しいノートを使う時にたくさんの色ペンを使っていこうと考えているなら少し待ってください。それは参考書として売り出せるのではと思えるようなノートを作ろうとしているのでしょいうか?そこに大きな落とし穴が待っているのです。先生が黒板に書いたことを、先生が使う色よりもはるかに多い色数でノートを書き始めてしまったらどうなると思いますか?ノートを書いているときの思考を想像してください。「ここは大切そうだから青で書こう」「さっきは青を使ったから今度は緑に」「先生が赤で書いたけどわたしはオレンジで書こう」などなど恐らくここを何色で書こうかなってことに気が向いてしまっているでしょう。かと言って書くことが面倒だから適当にノートに書こうとして雑に書くのは絶対にダメです。これは後から見返す気にならないからです。ですから先生が板書したことを「丁寧に」ノートに書くよう心がければいいのです。しかも見返した時に何が書いてあるのかわかればそれで十分なんです。これは「板書授業スタイル」だけでなく「プリント穴埋め授業スタイル」でも同じです。色使いよりも丁寧に書くことに重きをおいてください。

補足説明をメモすることが大切

その理由は板書やプリントは要点やまとめであってすべてではありません。その補足として先生が授業でお話するのです。「どうすればこうなるのか」「これとさっきの違いは」「これとこれが繋がっている」など必ず補足説明がされているはずです!
先生が授業中にお話ししたことをノートにメモするくせをつけることで家に帰ってからノートを見返した時に「先生がこんな話をしていたな」とメモ書きを見るとより一層思い出すことができるのです。

ノートを見返して復習

授業中はノートに板書を写す以外に先生の話をしっかりとメモをして、できればその日のうちにそのノートを見返してください。その時に色ペンを使ってきれいなノートを書くことは悪くありません。(ただし無駄に時間をかけないこと)そうすれば何を授業中に話したのか記憶に残っているので、忘れることもないでしょう。これこそが最強の復習の勉強方法なのです!

ノートの取り方が下手だと勉強についていけなくなる可能性が・・・

今のご時世、塾に通っている方が多いでしょうから一概には言えませんが塾に通わないで自力で理解する予定の人は参考にしてください。
ノートの取り方は全教科大切ですが、その中でも数学は差が出やすい教科かと思います。
ノートまとめで得点が上がる科目は英語や社会、理科の勉強でとても重要な勉強方法であって数学は問題集を何冊もあるいは何回も解けば「理解できるのでは?」と思う方がたくさんいると思います。実際のところはそう思いますが今、わたくしが申し上げたいのは、塾に通わないで教科書と学校用の問題集だけでなんとか平均点くらい取れないかというレベルのお話です。数学の場合は至ってシンプルです。

ゆとりのあるノートの使い方が重要

【1ページで3問くらいのゆとりのあるノート使い】

ただこれだけです。ですがこれが数学を攻略するノートの取り方なのです。

初歩的な計算問題でもせいぜい1ページ6問ですかね。分数は1行の中におさめないで行の線を使って2行使ってください。学校で先生が「この問題解いてください。」と言われた誰よりも早く終わらせるなどという考えは一切持たないで途中式はもちろんのこと、わきのスペースでやりがちな筆算も近くにかいてください。(どの問題の計算だったか後からすぐにわかるように)答え合わせが始まったら間違えた問題の直し方が大切です。なんのためにノートにゆとりをもたせた書かせたのというとこのためです。正しい答えを自分の回答に重ならないように赤で写してください。その時に先生が話したポイントがあれば必ずメモすること!写すだけ写したら家に帰って復習です。とにかく式の意味をしっかりと理解することが大切です。「なぜこの式だったかな?」と授業を思い出しながら数をこなすこととよりも解き方を理解することを中心に復習してください。(ただしテスト前などはたくさんの問題演習をしてください。)

理解をするためのノート

復習で関心なことは式の意味を理解することです。

これがわかり始めるとひとつコツをつかんだと思ってください。今までの話は文章問題ですが図形問題でも面積や体積を求める式を必ず残しておくことです。なぜこの式になったのかは家に帰ってからゆっくり復習してください。

まとめ

今回は、ノートの取り方と勉強方法について解説させていただきました。
頭のよくなるノートの取り方と題名に書きましたが、ノートはあくまでもツールであって目的ではありません。
いつの間にかきれいに整えようということに意識がいき、重要な言葉を聞き逃してしまったり、本当に必要な情報を書いていなかったりなどに心当たりのある方や、これから本格的にノートを取り始める方は是非この記事を参考にノートの目的や、勉強について向き合っていただけると嬉しいです。

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