愛知県公立高校入試制度が変わります! その対策は・・・

ここが大きく変わりました!

受験の日程がかなり前倒しに

従来

愛知県の公立入試は中学校の卒業式の後に実施されていました。ですから公立高校を受験する生徒たちは卒業式を迎える時にはまだ入試が終わっていない状態でした。
3学期の学年末テストが公立高校受験者の内申点を決める最後の定期テストでした。

入試制度変更後

卒業式の時には入試は終わった状態で迎えることができます。(発表は出ていません)卒業式の後、家族や友人たちと食事などにも気兼ねなく行けますからね。
1学期と2学期の合計が高校に内申点として反映されます。

ポイント

従来3月初旬~中旬に行われていた入試が前倒しになることで、受験勉強の期間が短くなる。
授業のスピードも速くなることが予想されるので、ついていけなくなる可能性がある。
1学期からの内申点が受験に反映されるので1学期の中間テストから入試に直接関係してくる。

LETS進学塾が行う対応

一般入試の日程が2週間ほど早く実施されます。そうなると塾側としての心配は学校が学習内容を終えるのに大変になるので最後の難しい内容にあまり指導時間がかけられない状態になってしまうことです。そうなっても大丈夫なようにLETS進学塾ではこの春の春期講習から「新入試制度対策講座」としてとにかく予習学習を進めます。春期講習で1学期の内容を終えて、夏休みには夏期講習で2学期の内容を終えてしまうペースで3学期はゆとりをもって復習に専念できるような年間の計画を考えています。

春期講習のご案内はこちら→https://www.lets-shingakujuku.jp/contents/category/spring-class/

一般入試の学力検査は1回でマークシート 志望校は2校選べる

従来

志望校を2校選び、入試試験は記述式2回ありました。
必ず面接が実施されていたのが高校ごとに実施するかは決定される。

入試制度変更後

志望校を2校選べるのは従来通りですが、学力検査が1回になります。2回実施の時は2回目の理科や社会の予想問題はたてやすかったのですが、それを差し引いても1回の方が生徒側の負担が軽くなったのは間違いないでしょう。マークシート方式に変更になりますがこれで「わからない問題も何とかなるのでは」などど考えているなら甘すぎますね。

ポイント

2回チャンスがあった入試が1回になることによって、本番に実力を出し切ることが求められます。
私立高校の入試が先にあるので、受験の雰囲気に慣れておくことが大切になります。

LETS進学塾では

学力検査が1回になることやマークシートになることで特別何かをすることはありません。今までも1校しか受験をしなかった生徒もいましたし、公立入試の前に私立高校の入試があるので試験慣れもできています。一応は時間をはかって過去問を解くなど実践的なことをする時間は増えるかもしれません。マークシートは特に気にしませんが気になるのなら私立でマークシートの高校を受験するのも一案です。

 

推薦選抜

こちらも日程や内容が大きく変わりました。今までなら「1分間スピーチ」があり、内申点のボーダーも一般選抜のボーダーよりも3~5は上がるので一般選抜だけの受験を薦めていましたが、日程がかなり早くなったことと1分間スピーチがなくなって一般選抜入試の対策の妨げになるものもなくなったので推薦選抜はかなりお薦めになりますね。

従来

日程は一般入試と同じで1分間スピーチがあった。

入試制度変更後

日程が2月初旬(初年度実施日は2月6日)
中学から提出される推薦書、調査書、それと当日の面接で総合的に判断する。

ポイント

1分間スピーチがなくなったので一般選抜と掛け持ちをしたとしても何も負担になりません。普段から真面目で先生の印象もいいなら推薦を利用するのは得策ですね。(ただし内申点が最低でも一般選抜のボーダーは超えていてほしい。)

校内順位の決定方式

これは内申点(通知表)の合計×2=90点満点と当日点22点×5教科=110点満点を使って3つの方式で合格者を決めていましたが、入試制度変更後は5つになります。これはその高校がより内申点重視か当日点重視かが明確になっています。

従来

Ⅰ:評定点(90) + 学力検査合計(110)                    内申点・当日点対等査定
Ⅱ:評定点(90) ×1.5 (135) + 学力検査合計(110)  内申点重視型
Ⅲ:評定点(90) + 学力検査合計 × 1.5 (165)     当日点重視型

入試制度変更後

Ⅰ~Ⅲに加えてⅣ・Ⅴ

Ⅳ:評定点(90) × 2 (180) + 学力検査合計(110) Ⅱよりも内申点重視型
Ⅴ:評定点(90)  + 学力検査合計 × 2 (220)    Ⅲよりも当日点重視型

ポイント

高校ごとにⅠ~Ⅴ型がありますが、(発表は4月ごろの予定)進学校はおそらくⅤ型になるのではないでしょうか。当日点を取るために日頃からハイレベルな問題を解く練習をしておくといいでしょう!実力問題を解く自信がなければとにかく定期テストを頑張って、提出物をしっかり期限内に提出して授業に積極的に参加をして内申点を上げる努力をしましょう!

変更にあたって

中学校で新制度の説明はあったようですが、具体的にピンときていなかったり、不安に感じたりと色々あるようです。兄や姉がいて受験をしたから勝手がわかってると思っていた親御さんも不安になる方も多いことでしょう。もし今塾に通っていなかったり、通っている塾の進路対応に不安がある方々は、是非LETS進学塾にお気軽にお問い合わせください。進路の相談だけでもさせていただきます。LETS進学塾ではこの不安を少しでも取り除くために、対策授業を開講しますのでこの機会に是非お試しください。

 

詳しい内容はこちらから/愛知県教育委員会高等学校教育課の記載より引用

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