高校受験のための勉強時間について詳しくご紹介

高校受験を控え、どの程度勉強すればよいかわからない、という方もいらっしゃるのではないでしょうか?志望校合格のため、やはり最低限必要な勉強時間は確保したいところです。 そこで今回は、高校受験に向かって確保したい理想的な勉強時間、また勉強時間を確保するためにすべきこと、すべきでないことをご紹介いたします。

1. 高校受験を意識した時期別勉強時間の目安

まず理想的な勉強時間について、ご説明します。なおこの時間は、学校や塾で授業を受けている時間は基本的に含めていませんが、どうしても授業外の時間確保が難しい場合は柔軟に考えてください。

1-1. 中学3年生の夏休み頃まで

部活動をしている中学生にとっては、最後の大会が控えていて、この時期は部活動の仕上げの時期ではないでしょうか?部活動や課外活動に精一杯取り組むことは、非常に重要なことです。しかし、できれば平日でも最低2時間程度は勉強の時間を確保しましょう。

この時期までに、自分の勉強スタイルを確立しておけば、夏休み以降に勉強中心の生活になったとき、一気に学力がつくことにつながります。

1-2. 中学3年生の夏休み

部活動も終わり、多くの中学生が受験モードに突入する時期です。また高校受験に向けて、まとまった時間をとれる時期でもありますので、夏休み前に計画をたて、計画に従って勉強を進めることをおすすめします。

多くの中学生が、学習塾の夏期講習や、勉強合宿に参加するでしょう。塾を上手に利用し、勉強に対するモチベーションを上げながら、自宅でもしっかりと勉強する時間を確保しましょう。

夏期講習のある日は、自宅での勉強時間を確保することは難しいかもしれません。それでも、授業のある日は最低でも4時間、授業のない日は8時間ほどの時間は勉強したいところです。

1-3. 中学3年生の秋

同級生もみんな受験モードになっている時期です。友達も受験を意識しているはずなので、モチベーションを維持しやすいでしょう。

学校の授業がはじまりますが、授業の時間もおろそかにしてはいけません。勉強に対するやる気を維持しつつ、できれば塾のある日は最低でも4時間、ない日は8時間ほどの勉強時間は確保しましょう。

1-4. 中学3年生の冬休み

最後のラストスパートをかける時期です。焦りが生まれる時期ですが、いままでやってきたことを信じ、一歩ずつ前進する気持ちで勉強に取り組みます。

クリスマスやお正月がありますが、受験生ですので最低でも8時間の勉強時間は確保しましょう。

1-5. 中学3年生の冬休みから受験まで

直前の追い込み時期です。過去問に取り組み、いままでしてきたことの復習が中心になります。平日だと5〜6時間、休日だと8時間は勉強時間を確保しましょう。

2. 勉強時間を確保するためにすべきこと、すべきではないこと

では次に、勉強時間を確保するためにすべきこと、すべきではないことをご説明します。

2-1. 勉強時間を確保するためにすべきこと

勉強時間を確保するために、取り組むべきことを3つご紹介します。

・集中して勉強に取り組む時間を決める
だらだらと3時間勉強するよりも、一心不乱に勉強に取り組む30分のほうが、学習効果は高まります。自分が集中して勉強する時間を決め、その時間は勉強以外のことに手を出さないようにしましょう。

一般的には25〜30分程度が程よく集中できる時間とされています。25分集中して5分休憩するのは、「ポモドーロ・テクニック」ともいわれています。アプリも出ていますので、自宅での学習時間に取り入れてみるとよいでしょう。

・集中して勉強できる環境を整える
勉強する際に気が散ってしまうものは、周囲に置かないことです。とくにスマートフォンやゲームなどは、勉強すると決めた時間は視界に入らない、手が届かないところに置くようにしましょう。

・やるべきことをみえるようにする
自分がなにをすべきか、いつもみえるようになっていると、いざ勉強に取り組むときに迷うことがありません。チェックリストを作る、その日に取り組むものを机の上に置くなどして、やるべきことをみえるようにするとよいでしょう。

2-2. 勉強時間を確保するためにすべきでないこと

勉強時間を確保するために、まず決してしてはいけないことは、睡眠時間を削ることです。睡眠時間を削ってしまうと、表面上の勉強時間は確保できるかもしれません。しかし勉強の効率は下がり、記憶や計算の力も落ちてしまいます。

また、学校の授業をおろそかにすることも、すべきではないことのひとつです。授業中に居眠りをしたり、関係のない教科の勉強をしたりすることは、どうしてもやってしまいがちです。ただ、このような授業姿勢は、とくに公立高校を受験したい人にとっては、内申書(調査書)に影響を与えてしまいます。

できれば授業中は疑問点の理解や、学習内容の定着に集中するなどして、勉強時間に取り入れられるように工夫してみましょう。

3. まとめ

高校受験に向け、時期別に必要となる勉強時間の目安をご紹介しました。実際は、受験する学校や受験方法(一般・推薦)によって異なりますが、およその目安にしてくださいね。 個別教育LETS進学塾では、小学生から将来の受験を意識した準備にも対応しています。志望校合格を勝ち取るため、ぜひともに頑張りましょう。

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